【海外渡航支援制度】
日本学生支援機構(JASSO)による「海外留学支援制度(協定派遣)」は、研究室がJASSOに派遣プログラムを申請して採択された場合、その研究室の所属学生の留学費用が支援される制度です。
二木研と工学部のクリューガー研(ナノサイエンス学科)および一國研(共生応用化学科)などが申請した派遣プログラムは、平成24年度から連続して採択されています。
これまで、フランスのレンヌ第一大学(Université de Rennes 1)、ドイツのミュンヘン大学(Ludwig-Maximilians-Universität München)、オーストリアのグラーツ大学など名だたるヨーロッパの23の大学に50人以上の学生を派遣し、共同研究を行ってきました。
世界ランキング上位の研究室に学生を受け入れてもらえるのは、千葉大の研究室が世界トップレベルの研究を長きに渡って続け、研究者同士のネットワークを培ってきたからこそです。
学生さんは約1か月の滞在中、原則英語で会話やプレゼンテーションをし、共同研究を行います。
ヨーロッパの修士課程・博士課程の学生の能力や研究に対する熱意は驚くほど高く、それを垣間見て、帰国後の研究生活に生かしてもらうのも目的の一つです。
見識を広げ、研究室に新しい知識や共同研究成果を持ち帰った学生さんは皆、自信が深まり、その後の研究への熱意が高まります。
これらは研究室ひいては日本の国力を上げることになり、「海外留学支援制度(協定派遣)」の理念が実現されています。
(「海外留学支援制度(協定派遣)」による海外留学ができるのは、理学部では二木研のみとなっています。)
派遣実績
2015年 5名 レンヌ第一大学(フランス)
2016年 4名 レンヌ第一大学(フランス)
2017年 4名 レンヌ第一大学(フランス)・ミュンヘン大学(ドイツ)
2018年 1名 レンヌ第一大学(フランス)
2019年 2名 グラーツ大学(オーストリア)
2022年 2名 グラーツ大学(オーストリア)